君に届け

実写になってしまった「君に届け」を見てきました。

実は原作読んだとき、「これって、絶対、栗山千明と成宮寛貴だよなー」と勝手に思っていました。
でも、もう2人ともさすがに高校生役は無理な年齢ですよね。
(成宮くんは「ヤンキー君とメガネちゃん」で高校生やってたけど、かなり無理があったと思うw)
ネットでは、爽子はともかく、風早の実写は絶対無理! なんて言われていました。

で、決まったキャスティングは、風早=三浦春馬、爽子=多部未華子。

映画を見終わった後では、現時点で考えられるベストだったと思います。

三浦春馬くん、爽やかでした。 
原作どおりのちょっと不器用なところとかも出てて、イケメンだけど顔でモテてるわけじゃない感じが出てるし、こいつなら友達になりたいかもって思えました。
マジ、リアル風早くん。すばらしい。

で、多部ちゃん。 

これは、思ってたのよりもはるかに、いや、もう、すごく良かったかも。
まず、序盤の気持ち悪い変顔が凄い! そんな顔して大丈夫か? ってくらい、怖い!!
そんな爽子が、物語が進んでくるうちにだんだん可愛くなってくるんです。
監督さんがインタビューで、「成長していくにつれ、いろんな表情を見せて、どんどん可愛くなっていく。レンズ越しに見ていて、すごくドキドキできた」と言っていたので、これは演出じゃなくて多部ちゃんの魅力なんですね。
多部ちゃんって、写真で見るとあんまり美人でも可愛くもないんだけど、動いていると本当に可愛いです。

そう、原作の爽子も、ふとした表情がすごく可愛いんですよね。

ストーリーはちょっと詰め込みすぎかなぁって感じで、ちょっと盛り上がりに欠ける感じはしましたが、原作の持つ雰囲気がきちんと出てました。
一番感動するあのシーンとか、エンディングとか、いろいろ原作とは違う部分はあるのだけれど、それはそれで、原作ファンも「そうきたか!」と納得できるところだと思います。
きっちり、感動して泣けてしまうし。

改めて思うんですが、この「君に届け」って、感動ドラマといっても、不治の病も、大切な人が死んじゃうとかも、いじめとかもないし(いじめっぽい描写はあるけど、本人がそう思っていないので)、恋愛ドラマといってもキスすらしない。
いや、恋愛じゃなくて、恋愛以前なんですよね。
なのに、いったい、何にこんなに気持ちが動かされてるのかな?

それはきっと、ずっと昔の、恥ずかしい自分を見ているようなところがあるのかも。

初めて好きになった子に好きと言えなくて、なんだかそっけなくしちゃったり、それなのに理由を付けて近づこうとしちゃったり、友達とケンカして素直に謝れなかったり、そんな「届かない」「届けたい」思いがよみがえってくるからなんでしょうか。

「ラブ・コン」みたいにすごく面白かったわけではないけれど、ほっこりして、心が温まる映画でした。 

ひとつだけ難を言うなら、爽子のスカートが短すぎたことかな。
逆にドキドキしましたけどwww  

実は今回、映画館貸切でした。
というか、平日の朝一番で、私以外にお客さんがいませんでした。
映画館で見るときは、他の観客と一緒に見ている感覚も味わいたいですよね。
一緒に笑って、泣いて、感動したいです。

田舎とはいえ、これは寂しすぎる。とても残念でした。

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