ePubPub ─Eパブリッシング交流飲み会─ Vol.33! に参加してきました

4/21(木)に吉祥寺の「BLUST」で行われた、電子書籍・電子出版のちょっと他所では語れないアレコレを涙まじりに語る「Eパブリッシング交流飲み会 ePubPub ─ イーパブパブ」に参加してきました。

ePubPub ─Eパブリッシング交流飲み会─ Vol.33!

主催者の松島智さんは、昨年の「大阪DTPの勉強部屋」で電子書籍に関する勉強会にスピーカーとして来られ、懇親会の時に少しだけお話しさせていただいていたので、そのご縁でこの会を知ることができ、参加することができました。
また、同じくスピーカーとして来られ、懇親会で少しだけお話をさせていただいた、池田敬二さんも発表され歌も歌われるという事で、こちらも再会を楽しみにしておりました。

(参考)電子書籍デスマッチセミナー(笑)、大阪DTPの勉強部屋に参加してきました

会場は広めのバーという事でしたが、参加人数が40人にもなりフロアは満員です。
(私が、以前勤めていた会社の社長と専務を連れて行ったから多くなったのかもしれません)
松島さんの挨拶の後、池田敬二さんのプロモーションの話、鷹野凌さんの大学で電子書籍の講義をされた時の話といった発表が続きました。
その後、参加者の紹介と少しの歓談時間を挟み、また多くの興味深い発表が続いたのですが・・・

すみません。

歓談時間から後、私はすっかり他の参加者の方々と「電子書籍あるある話」などで盛り上がってしまい、発表はほとんど聞いていないのです。
発表者の皆さんは事前にスライドなどの準備をされ、有益な発表をされていたと思うので、詳しい話は他の参加者の方のブログ記事などをご参照いただければと思います。
イベントの注意書きにも、「基本的に飲み会です・・・」と書いてあることですし、ご勘弁ください。

日本語組版のこだわりに真摯に向き合うエンジニアの方々に感動

参加者は、作家(プロ、アマ)やライターさんといった書き手の方、電子書籍制作をされているエンジニア・オペレーターの方、営業や管理者の立場で関わっている方など、いろんな立場の方がおられました。
私は現在、主にWeb・DTP制作を行っているので、特にエンジニアの方々との話が弾みました。

電子書籍は「書籍」という名前がついていますが、ベースの技術や考え方はWebに近く、閲覧者の環境やデバイスによってレイアウトを変えるところなどはレスポンシブデザインに共通していて、レイアウトが固定していて印刷すれば完結する紙の書籍ではなくWeb制作に近い考え方が必要となります。
それでいて、紙の書籍を電子書籍にするという流れで制作されることが多いため、双方の技術をコラボレーションする能力が要求されます。

しかし現実に目を向けると、DTPデザイナーとWebエンジニアはあまり仲が良くありません。
Web系の勉強会では、デザイナーとエンジニアがお互いに愚痴を言い合ってしまうような場面も良くあります。
ところが、電子書籍に関わっているエンジニアの方々は、以前から培われてきた「日本語組版」の技術やこだわりをよく理解され、それをWeb技術ベースの電子書籍にどう生かしていくのかということを真剣に考えておられる方々ばかりで、その取り組みや苦労についてのお話を聴いて感心するばかりでした。

DTPとWebといった、ある意味考え方が相反するような知識と技術を共に理解できるエンジニアは多くなく、とても貴重な存在だと思います。
でも、紙の書籍を電子書籍にする際には、その数少ない貴重なエンジニアの技術が必要であるにもかかわらず、それに見合った費用をかけてもらえないことが多いのです。
今の出版業界が厳しいのはよくわかりますが、やはりどこかが技術者を支援して技術を発展させていかないと、電子書籍の将来は明るくならないのではないかと思いました。
そして、そんな中でも頑張っておられる技術者の方々と直にお話しすることができて、「まだ未来に光はある」とも思いました。

当日お会いできた皆さん、貴重なお話をありがとうございました。
もし、私がお役に立てるのであれば、いつでもご連絡ください。
さすがに私はなかなか「ePubPub」に参加することはできませんが、インターネットを通じて、このご縁がうまくつながっていけばいいなと思っています。

近い将来、電子書籍で培われた日本語処理の技術がWebに活かされる日が来るに違いない。私はそう信じています。

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