2021年もOK!
所得税をnanacoで払ってクレジットチャージでポイントを貯めてみた

2020年分の確定申告が終わりました。
昨年はコロナ禍で仕事も減り、さぞかし還付金があるかと思いきや、収入は持続化給付金でカバーしたうえで支出は出張費が無くなり、その他の経費も相当に抑えたので、結果的に開業以来最高額の所得税を納めることになってしまいました。

その額、11万円以上。

これだけ納めるのであれば少しは得をしたいですよね?

そこで私は、nanaco払いでクレジットチャージでポイントを貯めました。
ただ、いろいろつまづくことも多かったので、備忘録としてまとめておきたいと思います。

つまづきポイント1 
バーコード付き納付書はどうやってもらえばいい?

今は所得税がコンビニで払えるようになり、納付書もネットで入手できるようになっています。

[手続名] コンビニ納付(QRコード)|国税庁 https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/conveni_qr_nofu/index.htm

しかし、ネットで入手できるのは「QRコード」だけで、これはnanacoでは使えないのです。

nanaco払いで必要なのは「バーコード」のほうで、これは税務署から発行してもらう必要があります。

[手続名] コンビニ納付(バーコード)|国税庁 https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/24200042/noufu_houhou_conveni.htm

せっかくe-taxで申告しているのに、納付書をもらうのに税務署に行くのはさすがにバカらしいので、私は税務署に電話をして納付書を郵送してもらいました。

バーコード付き納付書がほしい旨を伝えるとすぐに手続していただけましたが、その際に確認のために納税額などを聞かれますので、申告書の控えを用意しておきましょう。

つまづきポイント2 
電子マネーが使えないって書いてあるけど大丈夫?

納付書が届きましたが、実はとても心配なことがありました。
上記のページには「コンビニエンスストアの窓口での納付にクレジットカード、電子マネーはご利用できません。」と書いてあるのです。

ネットで調べても2021年になってnanacoで払えたという情報が見つからず、SNSで知り合いに聞いても誰もそんなことを知らないようでした。

nanaco払いのためには納税額分を事前にチャージしておく必要があります。
そんなに高額のチャージをしてもし使えないとなったら、ショックが大きすぎます。

それならばと、届いたバーコード付き納付書を持って近所のセブンイレブンに行き、店員さんに実際にレジに通してもらったところ

『使えますね』

良かったー

つまづきポイント3 
クレジットチャージには4日かかる

nanacoが使えることが分かったので、クレジットチャージを行います。

私は「ファミマTカード」でチャージをしました。
なお、nanacoのクレジットチャージでポイントがたまるクレジットカードはとても少なく、現在新規で登録できるのはセブンカードだけなので注意してください。

(nanacoチャージのためにファミマTカードを使うってなんか変ですよね)

さて、nanacoのクレジットチャージには、下記のような制限があります。

  • 1枚のnanacoへのチャージ上限は5万円+センター預かり5万円(合計10万円
  • 1日のチャージ金額上限は3万円

つまり10万円をチャージするためには最短4日かかることになります。
さらに1,000円単位でしかチャージできないので、nanacoに1円残ってたりすると満額チャージが出来ません。
満額のチャージが必要な場合は事前に使い切っておきましょう。

なお、nanacoを4枚用意しておけば1日で10万円のチャージができます。
レジでは1回の支払で5枚まで使えます。
ただ、毎回ログインし直したりクレジットカードに紐づけ直したりしないといけないので面倒です。

つまづきポイント4 
レジでうまく支払えない

ようやく10万円チャージでき、納付書とnanacoを持ってセブンイレブンに行きました。
(10万円を超える分は2枚目のnanacoで払いました)

そして店員さんに納付書を出してnanaco払いをお願いしたところ、カードの残高不足の後でセンター預かりを追加して支払う方法がわからず、あれこれ悩んだあげく店長さんを呼んできて、ようやく支払いができました。

見た目、そこそこベテランそうな店員さんを選んでお願いしたのですが、nanaco払いでセンター預かりを駆使して支払うのは難しいようです。
このような支払いをするときは、お客さんが少なく、店長さんがいそうな時間帯を選んだほうが良さそうです。

まとめ

いろいろつまづくこともありましたが、2021年も所得税をnanaco払いで支払い、クレジットカードのポイント約500ポイントを貯めることができました。

最初はクレジットカード払いをしようと思っていたのですが、クレジットカード払いは決済手数料が、110,000円で919円もかかるのですよね。
還元率によっては損をしてしまいます。

他の支払方法も調べてみましたが、私の場合は、ポイントが付く方法がnanacoクレジットチャージしかありませんでした。

なお、nanacoもたびたび規約が変わるので、来年も所得税が払えるかどうかわかりません。
少しでも得をしようと思っている方は、常に最新の情報を得るようにしてくださいね。

最後に、参考にした記事を紹介しておきます。
こちらのサイトはいつも参考にしています。
ありがとうございました。

所得税をクレジットカードチャージしたnanacoで支払って節約する方法 – ノマド的節約術
https://nomad-saving.com/9803/


2021年もOK!
所得税をnanacoで払ってクレジットチャージでポイントを貯めてみた
” に対して6件のコメントがあります。

  1. ショウガ より:

    えっ、たったの11万円ですか!?!? 年間の納税額が???
    私なんか所得税と社会保険料と合わせて毎月50万円くらい天引きされているのに。毎月ですよ。
    住民税は普通徴収にしているので、毎月の天引きとは別に年間で160万円くらい取られてるよ…。
    超重税すぎて苦しい。税金が安い人が羨ましい。

    1. 川井 昌彦 より:

      私は会社員とフリーランスのマルチワークで、会社の給与額と自身の事業売上は同じくらいなのですが、給与にかかる所得税は数倍高いです。

      ショウガ様は、コメントを見る限り雇用されている方なのでしょうか?
      納税額から考えると年収2,000万円くらいかとお見受けいたしますが、確かに相当な重税感かと思います。
      副業で事業を興して節税されるといいかもしれませんね。
      100万円くらいは税金が減るのではないでしょうか。
      (すでにそうされているのであれば済みません・・・)

  2. ショウガ より:

    いえ、会社経営してます。と言っても一人社長ですが。
    稼ぎの40%以上を取られて、さらに手取りから消費税10%も取られるので、やってられませんよね。
    だからいまだにユニクロのシャツを何年も着倒してますよw

    節税を入れ知恵しようとするメディアや税理士は多いようですが、実際は税制もうまく出来ているので、そうそう節税できない仕組みになってますね…。無理してあとで否認くらうと結局大損するので、素直に納税してます。

    1. 川井 昌彦 より:

      そうなのですね。大変失礼いたしました。
      私の友人にも個人や小規模で会社を経営している人が多くいますが、皆さん、うまく節税されているようですよ。
      みんな税理士に頼めって言うのですが、たまたまいい人に当たっているだけなのでしょうかね。

      1. ショウガ より:

        私自身は自分で税制を勉強しまくり、税理士は一切頼んでません。

        昔、親戚(会社経営してた)が、税理士に言われるまま節税していたら、あとで税務調査で全て否認され、莫大な追徴課税を受けたことがあったので、税理士なんかまったく信用してませんw

        否認される余地のない絶対安全な節税策って、実はほとんどないんですよ。
        世間で言われる節税策のほとんどは解釈によって否認されうるグレーなものばかりです。

        ですから川井さんの友人の方々も、うまく節税したつもりが数年後に税務署からビッグパンチを食らう可能性がありますね。まあ、売り上げが3000万円以下くらいならそもそも目をつけられもしないでしょうけれども…。

        1. 川井 昌彦 より:

          はい、ご忠告、素直に受け取っておきます。

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