想い出の缶コーヒーについて

この記事は、Coffee Advent Carendar 2021 の19日目の記事です。

コロナ禍になって珈琲店のコーヒーが飲みに行けなくなり、出かけた時はもっぱら缶コーヒーのお世話になっています。
ただ、最近はなかなかお気に入りのものに出会えず、『そういえば、あのコーヒー美味しかったよなぁ』って振り返ることが多いのです。

こんにちは。
はじめましての方もいらっしゃるかもしれませんので簡単に自己紹介しておきます。
東京の府中市でフリーランスのWebデザイナーをしています。
コーヒーはそれほどマニアではありませんが、マンデリンとキリマンジャロが好きで、家でペーパードリップで淹れて楽しんでいます。

そんな私が、好きだったのに今は飲めなくなってしまった缶コーヒーについて語らせていただければと思います。

DyDo デミタスブラック

画像はもぐナビ様より引用

現在発売されている「デミタスブラック」ではなく、2007年ごろに販売されていたものです。
確か、常盤貴子がCMをしていたような覚えがあります。

夏にこれを自販機で買って飲んだ時は衝撃でした。
『これは缶コーヒーのクオリティじゃない、その辺のカフェのアイスコーヒーより美味しい!』って思ったんです。

ブラックと言えば、苦いだけとか、本格的にしようとして酸味が出すぎたりとか、甘みを出そうとして煮詰めたような味になってたりとかするものが多い中、これはすべてのバランスが良いうえに雑味が全くないのです。
鼻に抜ける香りが良く、舌の上の味わいが良く、飲んだ後に雑味が残らない。
美味しい珈琲屋さんで出されるアイスコーヒーに近いなと思いました。

改めて見てみると、ブルーマウンテンとキリマンジャロだけのブレンド。
単純に豆のブレンドが私の好みに合っただけかもしれませんが、未だにこれより美味しい缶コーヒーには出会えていません。
現在発売されている「デミタスブラック」も他のものより美味しいとは思いますが、やはり全然違うんですよね。

JT ルーツ アロマブラック

画像はもぐナビ様から引用

名前の通り「香り」が楽しめる缶コーヒーでした。

私は、コーヒーは味だけでなく香りを楽しみたいほうなのです。
なので家でも、豆から立ち昇る香りを楽しんで、部屋中がコーヒーの香りで満たされるのがとても好きです。

そんな楽しみが缶コーヒーで味わえるのが、これでした。
寒い冬、熱々のうちにふたを開けて、まずは香りを楽しむ。
香りが強いわりに味は濃くなくて、飲みやすいコーヒーだったと記憶しています。

KIRIN ファイア モカ ブラック

画像はもぐナビ様より引用

モカと銘打って売られているコーヒーは酸味が強調されたものが多い気がしているのですが、これは酸味と甘みのバランスがとても好み。
あまり自販機に入っていなくて見つけたら必ず買っていたんですが、一時期日本でモカの豆が品薄になり、その頃から全く見なくなってしまいました。

普通のファイアブラックも好きですが、やっぱりモカ100%のほうが好みですね。
モカの流通も戻ったみたいですし、復活してくれないかなと期待しています。


最近は、犬の散歩のたびに自販機で缶コーヒーを買って公園で休むのが習慣になってしまいました。
ただ残念ながら、ここ数年『これは!』というものに出会えていません。
でも、今日こそは素敵なコーヒーに出会えるんじゃないか・・・と思って、自販機で新しいコーヒーを見つけるたびに試したりしています。

ちなみに缶コーヒーも犬も、ブラックが好きなのです。

https://www.instagram.com/p/CUjoCE-hFGd/

この記事を書いた人

川井 昌彦
川井 昌彦
FAシステムメーカー、国内最大手印刷会社製版部、印刷・ウェブ制作会社を経て、家庭の事情で実家に帰省して独立
現在はフリーランスと制作会社シニアディレクターのマルチワーク
ウェブ制作のほぼ全般を見渡せるディレクター業務が主だが、デザイン・コーディングも好き

1997年ブログ開設
WordPressコミュニティには2011年から参加
WordCamp Kansai 2016 セッションスピーカー
WordCamp Tokyo 2023 パネルディスカッションパネラー
WordBench京都、WordBench神戸、WordPress Meetup八王子など登壇多数

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