ゴンウェブ式ECサイト設計手法セミナーに参加しました

京都駅近くの「コワーキングスペースcoto」で開催された、「ゴンウェブ式ECサイト設計手法セミナー」に参加してきました。

10時開始なので7時に家を出ないと間に合わないし(ちょうどいい電車がないのです)、5月は何かと物入りでお金がないしで、正直ちょっとキツかったのですが、かなり効果のあるセミナーだと聞いていたので頑張って行きました。

今回は、休憩含めて7時間以上の長丁場。
コーヒーやガムなどの眠気防止策も用意して、気合を入れて臨みました。

以下、資料の無断転載禁止ということなので文章だけになりますが、私が気になった内容や感想を書いていきたいと思います。

第一部 ウェブサイトの概念モデル

私はWebディレクションの経験もそこそこあるので、それぞれの話はどこかで聞いたことのあるものばかりではあったのですが、「5階層概念モデル」「ECサイト4モデル」などで系統だてて説明していただけると「なるほど! そういうことだったのか!」と、これまでモヤモヤしていたものがどんどんスッキリしていきました。
これでクライアントにも、適当なハッタリじゃなくて、理論に裏付けされた話が出来そうです。

第二部 ユーザーシナリオを考える

この部分、私は話を聴きながら、なぜかちょっと焦ってきてしまいました。
なぜかというと、聴けば聴くほど、現在関わっているECサイトが伸び悩んでいるのは何が原因なのか、どんどんわかってくるんです。

特に「ニーズ」「ウォンツ」の説明がとてもわかりやすくて、それだけに間違っているポイントもどんどん浮かび上がってくるんですね。

SEOに関しては、SEOに注力するよりコンテンツに注力すべきという話とその理由、FacebookとGoogle+の目的の違いなど、クライアントを説得できる材料をたくさんいただきました。

ガイドコンテンツ・信頼性コンテンツの重要性も、これまでなんとなく必要性は感じていながらも実際どうすべきなのかがピンと来ていなかったのが、ハッキリわかりました。

第三部 ワークフローとドキュメント

第三部は今日のセミナーの肝。
実際にゴンウェブさんが関わられたサイトリニューアルの手法を説明していただいたのですが、これはもう本当に参考になりました。

実例をハッキリと示しながら、「こう分析して、こういう資料を作って、こう考えて、こう作って・・・」と説明して下さるので、とても実践的です。
特に Google Analytics でどう解析するかについて、実際の数字と共にどんどん説明されていくあたりは、これまで自分は何を見ていたんだと思うくらいでした。
ただ・・・懇親会で伺ったところ、解析作業は本当に大変らしくて、「うちの会社は、数字とにらめっこするのが好きな人というのが採用の条件」なんだそうです(笑)

そして、最重要の「要件」を決める部分。
この「要件をまとめた紙」に何十万円もの価値があるのだ。というお話には納得です。
ここまで出来て、初めて制作の見積もりができるんですね。
自分たちのこれまでのやり方が、いかにいい加減だったかと、思い知らされました。
そして、お客様にとってサイト制作が「コスト」でなく「投資」になると考えていただくために「成果」を見積もることが、制作側にとっても非常に重要な部分だということなんですね。

第四部 検討会

参加者の方が実際に関わられているECサイトを見て、今日のセミナーの内容に基づいて、みんなで検討してみようという内容です。
サンプルになった方にはちょっと気の毒なくらい指摘が入っていましたが、作った当人たちにはなかなか気づきにくい部分にどんどん建設的な意見が出て、実際はすごく良かったのではないかと思います。

セミナー全体の感想など

講師の権さんは、非常に物腰の柔らかい話し方で、参加者とコミュニケーションをとりながら話を進めておられました。
結局、眠気防止対策も必要なし。
ご本人は「詰め込み過ぎ」と言っておられましたが、参加者の質問に対して、質問者のレベルに合わせた回答を丁寧にしてくださいますので、全然問題ないと思います。
どうせセミナー聴いただけでは身に付かないので、どんどん情報を詰め込んでいただいて、後で実務の時に思い出せればいいんじゃないでしょうか。

今日の参加者はサイト制作者よりもサイト運営者の比率が高かったために、話が運営者寄りにすすめられていたようですが、制作者である私としてはもう少し技術寄りな話も聞きたかったです。
でも逆に言えば、運営者の立場ではどう考えていくのかというのがわかって、クライアントとの話がしやすくなったとも思います。

私にとって、セミナー料金が「コスト」ではなく「投資」になった という実感があるセミナーでした。
講師の権さん、コワーキングスペースcotoのみなさんには、感謝感謝です。

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