
更新しづらいWordPress、
それは運用ではなく
「設計」の問題かもしれません
更新・管理・コンテンツ追加が進まない原因を、
WordPressの構造から専門家が診断します。
目次
最近、お客様からの相談で『せっかくWordPressを導入したのに、更新やコンテンツ追加が進まないと感じている』というお話をよく伺います。
お客様からは ”コンテンツ制作の方法やアイデア出し” についての意見を求められるのですが、実はそれらの原因は、担当者のスキルではなく作られた当時の設計にあると、私は考えています。
こちらのチェックリストにひとつでも当てはまったら、WordPressの設計を見直すサインかもしれません。
- WordPressのアップデート通知を見るたびに、少し不安になる
- 本体・テーマ・プラグインを、どこまで更新していいか分からない
- 更新による不具合が怖く、つい後回しにしてしまっている
- 管理画面が分かりにくく、コンテンツ更新に時間がかかる
- 新しいページや記事を増やしたいのに、作業が重く感じる
- 制作会社に頼まないと、更新や修正ができない
- 「この運用で本当に大丈夫なのか」と、説明に迷うことがある
これらは担当者のスキルや努力の問題ではなく、そのWordPressが「継続的な更新・運用」を前提に設計されていないことが原因です。
WordPressは「作れるだけの人」と
「運用まで分かっている人」で差が出ます
WordPressを使ったウェブサイトは、多くのウェブ制作会社が「対応可能」としています。
しかし、更新・管理・アップデートを前提にした設計まで含めると、対応できる会社はとても少ないというのが現実です。
なぜ多くの制作会社は対応できないのでしょうか?
① 制作会社の主戦場が「制作」であり「運用」ではない
多くの制作会社の評価軸は、
- デザインがきれいか
- 納期通りに公開できたか
といった制作時点の成果です。
そのため、
- 何年も使われ続けること
- 担当者が何度も更新すること
- WordPressがアップデートされ続けること
まで踏まえた設計が後回しになりがちで、制作会社によってはそもそも考慮されていないことがあります。

② WordPressを単に「CMSのひとつ」として扱っている
WordPressは単なるツールではなく、独自の思想と進化のスピードを持つプラットフォームです。
しかし多くの場合、
- 他のCMSでの作り方をあてはめる
- 過去の手法であるテンプレートありきの設計のまま
- WordPress固有の設計思想を考慮していない
といった扱われ方をしています。
結果として、WordPressの強みが活かされない構造になります。

③ アップデートを「避ける前提」で作られている
本来、WordPressはアップデートされ続けることを前提に設計されています。
それにも関わらず、
- テーマを更新できない
- プラグインを止めたまま使う
- 管理画面に触れない
という運用が生まれるのは、制作会社にアップデートを前提に設計する思想が無いからです。
更新しづらいWordPressは、こうして生まれます
作ることができるだけで運用まで分かっていない人が設計したWordPress。
そのサイトは、このような作りになってしまいます。
更新リスクを考慮しないテーマ設計
公式テーマなど既存のテーマを使用して作成されたWordPressで、テーマファイルに直接カスタマイズが加えられている場合、テーマをアップデートするとカスタマイズが消える可能性があります。
またオリジナルテーマで作成するには、プログラミングの知識だけでなくWordPressの設計思想(ハンドブック一覧 https://ja.wordpress.org/team/handbook/coding-standards/ )についての広く深い知識が要求されます。
WordPress は何千人ものコントリビューターが関わる巨大なプロジェクトです。ベストプラクティスに従い、ソースコードを一貫した読みやすいものにしましょう。5日前の修正も、5年前の修正も、変更点が同じように簡単に見つかり理解できることはプロジェクトにとって極めて重要です。
WordPress コーディング規約ハンドブック – Japanese Team https://ja.wordpress.org/team/handbook/coding-standards/
しかし、このような対応には多大なコストがかかるため、WordPress専業でない制作会社は更新リスクを負わないよう『テーマの更新を止める』という運用をされているケースが多いのです。

この状態は、WordPress本体やサーバーのアップデートにもブレーキをかけます。
テーマファイルがWordPress・プログラミング言語・データベースの最新バージョンで動かなくなる可能性があるからです。
そしてこの状態は、WordPressの脆弱性を放置するという非常に大きなリスクを負います。
更新リスクを下げるには、子テーマや、フックを利用したプラグインによるカスタマイズといった制作手法をとることが重要です。
アップデート手順が設計されていない
更新リスクを下げた制作手法をとっても、絶対にトラブルが起きないということはありません。
トラブルは起きるものとして、アップデート手順まで設計することが必要です。
- バックアップ
- テスト環境
- アップデートの順番や確認方法
- トラブル時のリストア方法
これらが決まっていればアップデートはリスクになりません。
しかし手順が決まっていないことが多く、担当者はアップデートをリスクに感じます。

担当者がコンテンツを更新できない作りになっている
本来、WordPressは非エンジニアでもコンテンツを更新できることが強みです。
しかし設計次第では、担当者が更新できない仕組みになってしまいます。
- コンテンツが固定ページ+HTML前提で作られている
- カスタムフィールドやブロックが整理されていない
- どこを触れば内容が変わるのか分からない
- 「触ると壊れそう」な作りになっている
この状態では、
- コンテンツ更新が制作会社依存になる
- 更新頻度が下がり、サイトが形骸化する
- 小さな修正でもコストと時間がかかる
という問題が起きます

管理画面が “制作者向け” のまま
WordPressの管理画面の標準状態は制作者向けに作られています。
そのため、制作者でない人にはこのように感じられてしまいます。
- メニューや入力項目が多すぎる
- システムを理解していない人が触ってはいけない項目が区別されていない
- 使われている用語などに非エンジニア向けの配慮がない
これでは更新作業そのものがストレスになり、アップデートやコンテンツ更新を避けたくなります。
『更新・アップデートが怖い。』
『コンテンツを増やしたいのに進まない。』
これらはすべて、
「WordPressの設計が、担当者の運用を前提にしていない」
という一点につながっています。
では、いま使っているWordPressは、「更新できる設計」になっているのか。
それを整理するのが、私たちの「診断」です。
コンテンツが更新しづらいと感じるとき、問題は操作方法ではなく、
「更新される前提で設計されているかどうか」にあります。
私たちの診断では、「書けるか」「触れるか」という感覚論ではなく、WordPressの構造そのものを確認します。
WordPressのプロが見ると、視点が違います
見ているのは「今」ではありません
私たちが診断で見るのは、
- 今、動いているか
- 今、表示できているか
ではありません。
- 半年後も更新できるか
- 担当者が変わっても使えるか
- 次のアップデートに耐えられるか
という未来の運用です。
私たちは、WordPressの公式イベントにおいてセッションに登壇するなど、WordPressそのものを専門領域として活動しています。
また、Tokyo WordPress Meetup の共同オーガナイザーとして、コミュニティの運営に関わっています。
このように世界中のWordPress制作者とコミュニティを通して関わることで、日々変化するWordPressの仕様、公式が示す方向性、運用上のベストプラクティスを前提に、
- 設計
- 診断
- 改善提案
を行っています。
WordPressで作られているからといって、WordPressに最適化されているとは限りません。
だからこそ、WordPressを専門に見ている立場からの診断が必要です。
診断のチェックポイント
以下に、私たちの診断のチェックポイントをいくつか示します。
Point 1
コンテンツが「分離」されているか
チェック内容
- テキスト・画像・レイアウトが分離されているか
- 固定ページにHTMLが直接書かれていないか
- コンテンツとデザインが密に結合していないか
なぜ重要なのか
コンテンツが分離されていないと、文章を直すだけでレイアウトが崩れる構造になります。
Point 2
更新単位が「担当者視点」になっているか
チェック内容
- 担当者が更新したい単位で編集できるか
- 見出し・本文・CTAなどが適切に分かれているか
- 不要に大きな単位での更新になっていないか
なぜ重要か
更新単位が大きすぎると、少し直すだけでも心理的ハードルが上がります。
Point 3
ブロック/カスタムフィールド設計の妥当性
チェック内容
- ブロックが適切に整理されているか
- カスタムフィールドが過剰・不足になっていないか
- 更新時に迷わないUIになっているか
なぜ重要か
設計が不十分だと、更新するたびに「どれを使えばいいか」迷う状態になります。
Point 4
権限・役割が整理されているか
チェック内容
- 担当者が触ってよい範囲が明確か
- 管理者権限でしか更新できない構造になっていないか
- 誤操作リスクを下げる配慮があるか
なぜ重要か
権限設計が甘いと、「触るのが怖い管理画面」になります。
Point 5
将来の更新を想定しているか
チェック内容
- コンテンツ追加を前提とした設計か
- ページ増加に耐えられる構造か
- 更新ルールが属人化しないか
なぜ重要か
今は問題なくても、更新が増えた瞬間に破綻する設計は少なくありません。
コンテンツ更新が難しいのは、スキルの問題ではなく、
「更新できるように設計されているか」の問題です。
現状把握で終わらせません。
「何が問題で、どう改善すべきか」まで整理します
この無料診断は、「問題があるかどうか」を判断するだけのものではありません。
WordPressの構造を整理し、更新・管理・コンテンツ運用のどこにボトルネックがあるのかを
可視化することが目的です。
- 現状のWordPress構造レポート
- コンテンツ更新可否の診断結果
- アップデート耐性チェック
- 改善優先度マップ
- 改善方針と次の選択肢
またこの診断は、契約を前提にしたものではありません。
「現状を正しく理解するための材料」として活用していただくことを目的としています。
診断後は、自社で行うべきこと/任せた方がよいことを整理した上で、最適な運用体制を選択してください。
- コンテンツの更新は、自社で(コンテンツ作成・修正)
- 技術的な管理・更新は、プロに任せる(アップデート・障害対応)
- 状況に応じて、運用体制を変えられる
大切なのは、「誰がやるか」ではなく「無理なく、止まらず、続けられるか」です。
そのための選択肢を、私たちは用意しています。

まずは、いまのWordPressを正しく把握することから始めませんか
『更新しづらい』
『アップデートが怖い』
『コンテンツを増やしたいのに進まない』
それらの違和感は、運用の問題ではなく設計の問題から生じています。
私たちは、WordPressを専門に扱い、公式コミュニティに関わることでその構造と運用を深く理解してきました。
だからこそ、
『今どうなっているのか』
『どこに手を入れるべきか』
を構造から整理する診断をご提供できます。
現在の制作会社との関係は維持したままで構いません。
他社制作のWordPressでも診断可能です。
診断結果をもとに、対応しない判断も可能です。
まずは、現状を知るための一歩としてご利用ください。
よくあるご質問
-
無料診断を受けたら、必ず契約しなければなりませんか?
-
いいえ、その必要はありません。
無料診断は、現状を正しく把握していただくためのものです。
診断結果をご確認いただいたうえで、
対応するかどうかをご判断いただけます。
もちろん、現在ご契約中の制作会社様に修正を依頼されても結構です。
-
他の制作会社で作ったWordPressでも診断できますか?
-
はい、問題ありません。
15年以上のWordPress制作経験と、
他社様で制作されたWordPressのリニューアルを多く手掛けた経験から、
あらゆる制作手法で作成されたWordPressに対応可能です。
-
診断にはどのくらい時間がかかりますか?
-
サイト規模にもよりますが、通常は1〜2週間程度です。
お急ぎの場合は、事前にご相談ください。
-
診断のために機密情報をお知らせする必要がありますか?
-
診断の際は、管理画面へのアクセス情報を教えていただく必要がございます。
通常は、診断専用の一時的な管理者ユーザーを設定していただき、
診断後はそのユーザーを削除していただくことでセキュリティを保っていただけます。機密情報をご連絡いただく際は、NDA(秘密保持契約)の締結も致します。
なお、制作会社が管理情報を持っていて自社ではアクセス情報がわからないという場合でも、担当者様のヒアリングや外部から見ることができる範囲の情報で、ある程度の診断を行うことは可能です。
ただしその場合は正確な診断を行うことが難しいことをご了承ください。
-
コンテンツ更新は自社で続けたいのですが、それでも大丈夫ですか?
-
もちろん可能ですし、それが本来の運用だと考えています。
自社で更新できる部分と、
外部に任せた方が安全な部分を切り分けたうえで
運用方法をご提案します。
-
WordPressの管理をすべて任せることもできますか?
-
はい、可能です。
以下のような内容を弊社で管理いたします。- WordPress本体・テーマ・プラグインのアップデート
- バックアップ・障害対応
- 互換性チェック・不具合対応
担当者様は、判断や確認に追われることなく業務に集中できます。
-
管理代行を依頼した場合、社内で何も触れなくなりますか?
-
いいえ、必要な範囲は引き続き操作できます。
「触ってよい部分/触らない部分」を明確にしたうえで権限設計を行います。
-
管理代行を途中でやめたり、運用方法を変えたりできますか?
-
はい、可能です。
運用体制は固定するものではありません。
社内体制や状況の変化に応じて見直せます。
-
セキュリティ面はどのように対応していますか?
-
WordPress公式の動向を踏まえた対応を行います。
私たちはWordPressの公式イベントに登壇するなど、WordPressを専門領域として扱っています。
その知見をもとに、適切な更新・管理を行います。
-
上司・経営層への説明が不安です。
-
稟議や説明に使える整理資料をご用意します。
「なぜ今対応が必要なのか」
「放置すると何が起きるのか」を構造的に説明できる資料です。
不安や疑問がある状態で、判断する必要はございません。
まずは、現状を知ることからお始めください。

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