「Magento」には、デフォルトでWYSIWYGエディタとして、TinyMCEが付属しています。
残念ながら、Magentoの日本語パッケージとか入れても日本語にはなってくれません。
というわけで、これを日本語にしてみましょう。
なお、対象バージョンは、1.4.2 です。
TinyMCEは有名なエディタツールで、これ自体を日本語にするための情報は簡単に見つかります。
まず、下記より、言語ファイルを入手しましょう。
TinyMCE言語ファイルダウンロードページ
中ほどにある「Japanese」にチェックを入れて、一番下の「Download」ボタンを押してダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍して出来たフォルダを「tiny_mce」とリネームして、FTPツールなどで「js/tiny_mce」にコピーします。
中身は言語ファイルだけなので、フォルダごと上書き出来ると思います。
次に、TinyMCEの設定ファイルを修正します。
(これが、わからなくて、ずいぶんネットをさまよったんです!)
MagentoのTinyMCE設定ファイルは、「js/mage/adminhtml/wysiwyg/tiny_mce/setup.js」です。
var settings が設定の配列になります。
ここに、languageオプションを追加してあげるだけです。
var settings = {
mode : (mode != undefined ? mode : 'none'),
language : 'ja',
...
これで、管理画面内のWYSIWYGエディタのドロップダウンメニューやツールチップなどは日本語になります。
(エディタの外のボタンは、Magentoの直訳ツールとかで日本語にしましょう)
ついでに、TinyMCEのボタンとかのカスタマイズもここでできます。
theme : ‘simple’, とすればシンプルなテーマに変更できますし、Advanced のままでボタンの表示なども変えられます。
theme_advanced_buttons1 なんかをいじってやるだけですね。
このへんは、TinyMCEのオプションなので、日本語の情報が豊富です。
「TinyMCE オプション」くらいでググればたくさん出てきますので、そちらを参考にしてくださいね。
この記事を書いた人

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FAシステムメーカー、国内最大手印刷会社製版部、印刷・ウェブ制作会社を経て、家庭の事情で実家に帰省して独立
現在はフリーランスと制作会社シニアディレクターのマルチワーク
ウェブ制作のほぼ全般を見渡せるディレクター業務が主だが、デザイン・コーディングも好き
1997年ブログ開設
WordPressコミュニティには2011年から参加
WordCamp Kansai 2025 セッションスピーカー
WordCamp Tokyo 2023 パネルディスカッションパネラー
WordCamp Kansai 2016 セッションスピーカー
WordBench京都、WordBench神戸、WordBench奈良、WordPress Meetup八王子など登壇多数
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